2月13日の日記「宇高航路フェリー廃止」
http://sanshinsan.blog.shinobi.jp/Date/20100213/1/
と有りましたが。
3月4日。
◆「宇高航路」当面存続へ/フェリー1社が廃止撤回◆
岡山県玉野市と高松市を結ぶ宇高航路の廃止を表明したフェリー2社のうち、国道フェリー(高松市)は4日、航路廃止届の取り下げを国土交通省四国運輸局に提出した。当面、減便など自助努力で運航を続けるが、高速道路の新料金発表が見込まれる6月以降、再度存廃について検討するとしている。
同運輸局によると、航路廃止届が撤回されるのは異例。同社は「地域や利用者から強い要望や予想しない反響があったため」としている。
また同社によると、航路継続に伴う合理化策として、現在の3隻22往復体制の減便だけでなく、減船も視野に検討。その場合、雇用を維持できなくなる可能性もあるという。
高松市議会は4日、宇高航路廃止は日常生活に重大な影響を及ぼすとし、国に存続を求める意見書を全会一致で可決した。
国と関係自治体は連絡協議会を設置。2月26日に高松市で初会合を開き、国が航路廃止を前提に、別航路による運航などの素案を示していた。
同運輸局は、会合後、廃止を表明した2社にあらためて存続の意思を確認。もう1社の四国フェリー(高松市)は「より一層の合理化を図り、どこまでできるか検討する」と返答したという。
3月11日。
◆四国フェリーも廃止届を撤回へ◆
宇高航路(玉野市―高松市)フェリー存廃問題で、運航2社のうち四国フェリー(高松市玉藻町)が11日、26日限りの事業廃止届を撤回する書面を四国運輸局に提出した。同社は11日午後、記者会見し経緯を説明する。
提出後、同社幹部は「存続を願う多くの利用客の声と、従業員の雇用確保を判断した結果」と撤回理由を述べた。撤回が暫定的な対応であるのかなど、今後の運航方針には触れなかった。
もう1社の国道フェリー(同市北浜町)は4日に撤回を表明。6月ごろまで暫定運航する考えを示している。
大幅割引など国の高速道路料金政策が廃止表明に至ったと運航2社が主張する航路存廃問題は、2月12日の廃止届提出から1カ月で当面、廃止が免れることになった。今後、将来にわたり、安定した航路維持策をどう構築するかが課題となる。
取り敢えずですが、航路継続が決まったようです。
一安心ですね。


しかし、まだまだ予断を許さないようです。
6月までの暫定との事ですし。

元々、瀬戸大橋

を通るJR四国とも。

瀬戸大橋が台風等

で不通になった場合の、代替輸送契約もあったので。
航路廃止になれば、まさに大問題だったのですが。
個人的にもお気に入りの航路なので。
また機会が有れば使うでしょう。
皆さんも、四国へ来るとき・四国から出るとき。
片道でもいいので、是非使ってください。
船旅は風情があっていいですよ♪